IT業界のM&A
他業種のM&Aとの違い
売手向け
IT企業のM&A
最先端の技術者を多く抱えるIT企業はM&Aにおいてとても有利になります。
買い手側の企業がIT企業の場合、両社でシナジー効果が期待されます。
一般企業であっても、IT部門を活性化しスケールアップを目指すことができます。
海外では多くのM&Aが行われ、大企業がイノベーションのために新しい技術を取り込もうとM&Aを活用しています。
時価総額の高い企業の多い業種なので、資金を調達しやすいこともM&Aが盛んに行われる理由の一つとなります。
海外に比べてIT業界のM&Aの割合はまだまだ少ないです。
IT企業のM&Aでは多くの知識が必要になり、その専門知識を有する人や企業が足りないです。
専門知識が必要
IT企業の事業の中心は技術やサービスといった専門性の高いものとなります。
そのため、M&Aに携わる関係者は業界知識が必要となってきます。
したがって技術やサービスを理解できない場合、適切な企業にアプローチすることができません。
IT業界は成長が速く、移ろいやすい業界なのです。
数年で新しい技術が生まれてくるため、専門知識の維持が不可欠となります。
IT業界の価値算定
他業種の企業価値の算定では、その多くが純資産方式によって価値算定が行われます。
しかし、IT企業は資産を多く持たないケースが多く、純資産による算定では価格が付かない場合があります。
知財等の無形資産や人件費の割合が大きくなる傾向にあり、資産を保有することが少ないためです。
ものを持たず固定費がかからないように気をつけている経営者の方も多いかと思います。
そのため、DCF方式という将来の事業計画を元にした価値算定を用いる場合が多くなります。
事業計画を元にするため、価値算定においても事業内容の理解や業界知識が必要になってきます。
IT業界のM&Aでは適切な企業を見つけ出したり、価値の算定を行う上でITの知識が必要不可欠になります。
これはM&Aに関わるM&A担当者やM&A業者等、全てに当てはまります。
M&AテクノロジーではIT業界のM&Aを専門とし、当社がM&Aシステムを作っているIT企業でもあります。
当社社員もIT業界に携わっているメンバーで構成しています。
IT企業のM&Aでお困りであれば、M&Aテクノロジーにご相談ください。