活動報告

アンドロイドの会にて講演

今月10月14日に「日本Androidの会」のイベント、「ABC 2017 Autumn in KAWASAKI」のカンファレンスにて講演致しました。

カンファレンスのタイトルは「はじめての事業計画~エンジニア社長飛躍の秘密」
登壇は弊社の代表取締役CEOである木寺祥友。

事業計画書の重要性やエンジニア社長の資産の形成する方法について、
起業してから30年以上に渡る経営の経験や知見を元にイベントに参加している技術者の方々にレクチャーいたしました。

 

内容紹介

講演の内容を、ここで簡単にご紹介します。
内容は事業計画書についてとエンジニアの資産形成についてです。

 

事業計画書

事業計画書に関しては社長になったら必ず書かなくてはならないということを強く訴えました。

資金調達の際には投資を受ける際や銀行から融資を受ける場合、自治体から補助金を受ける時など、あらゆる場面で事業計画書が必要になります。
事業計画の99%が思った通りにはいかないと言われていますが、事業計画書を書くことで元の計画とどの程度相違しているかを定量化できるようになります。
自分の頭に全て入っているから大丈夫だという経営者も多数いらっしゃいますが、客観的に把握できるように文書にすることが重要です。

 

エンジニアの資産形成

エンジニアの資産形成に関しては労働収益よりも株による収益の方が有効であるということをお話しました。

長者番付で公表されている中でIT企業の創業者が複数挙げられています。
彼らに共通するのはエンジニアリングによる労働収益ではなく、株による収益によって資産を築いているということです。
上場することにより創業者の保有する株の評価額が上がり、それが資産となります。

また、ストックオプション制度により株を給与のように渡したり、自社株を購入できるようにする制度により富を得られるエンジニアも多くなっています。
会社がIPO(上場)かM&Aすることで株を保有する創業者は富を得ることができますが、ストックオプションによって株を保有できる全ての社員が資産を築くことが可能になります。
就職するという話だとしても通常の採用方法による入社をした社員よりも、M&Aにより買収された会社の社長の方が多くの資産を所持しています。

このようにIPOやM&Aによる株価の上昇によって、エンジニアでも資産を築くことができます。

 

講師情報

代表取締役CEO 木寺 祥友

著書

  • 「アンドロイド・ジャパン ―日本企業の命運を握るプラットフォーム―」(インプレス)
  • 「Javaを創った人々」(アスキー)
  • 「今すぐできるiアプリ」(インプレス)
  • 「マックユーザーのための目標ナビゲーション」(光栄)
  • 「川柳で覚えるビデオ撮影術」(光栄)
  • 「月間ビデオキャパ」4年連載
  • 「日経マルチメディア」1年連載
  • ユナイテッド航空機内誌「フレンドリースカイ」2年連載

政府関係

  • 政府系IT団体
  • 社団法人オープンガバメントコンソーシアム 顧問
  • 経済産業省 中小企業庁 事業引継ぎ支援事業に係るIT活用検討会 委員